昨日の晩御飯は、
チャプチェ(レタスで巻いて食べる)、
肉シュウマイ(大阪王将のやつ)、
もやしのナムル。
ごはん、ごはんのお供に野沢菜昆布。
まあ酒を飲まないから黙々と食べていたのだけどふと思い出した記憶がある。
もやしのひげをとる。
独身の頃、
ある女性と付き合っていた時にごはんを作ってもらったんだ。
どんな料理だったか忘れたけど(笑)、
1口コンロの小さいキッチンで一生懸命何かしてたの。
なんだろ? と思って覗いてみたら、
もやしを一本づつ手に取ってピュッ、ピュッとひげをとってる。
そんなことを知らなかった私は、
(うちのおっかあはひげもそのまま料理してた)
なんてメンドクサイことするんだろ? そう思った。
その後、出てきたもやし料理(炒めものだったと記憶が今、蘇った)。
はっきり言って衝撃だった。
ひげを取るだけで味がこんなにも変わるのか? とびっくりした。
味なのか、食感なのか、なんなのか。
ともかくひげをとるというひと手間でこんなに変わるんだと思った。
尚、うちのおっかあの料理が美味しくないということではない。
美味い。家庭の味。思い出の味。
家の妻もひげを取る。
正確に言うと、
私や子供達が手伝いでせっせこっせっせこせいこっことピュッピュッとやることが多い(笑)
なので今ではそれが普通になった。
私が一人暮らしの時によく手羽先とじゃがいもを一緒に煮たものを作った。
じゃがいもをカットした時に面取りを必ずした。
でも妻はしない。
これもひと手間だけど煮崩れせずに長時間煮込める。
私の母も私もウインナーをコロコロするときは、
必ずウインナーに切り口を入れていた。
早く火を通すために。
ところが妻は切り口を入れない。
そして私も今、切り口を入れない。
切り口を入れるとそこから美味しい汁が流れていることに気が付いた。
切り口を入れるひと手間じゃなくて、
時間をかけて炒めるひと手間のが美味しいことに気づいた。
なるほど。
私の妹の旦那さんは納豆に白い粉を大量に混ぜて食べていた。
なんだ? と思ったら、
砂糖だった。
衝撃的だった。
旦那さんの実家ではみんながしているらしい。
まあまずくはないのだろうけど、やる気にはならない。
そういえば私の実家でよく出ていた変わり種のごはんのお供。
きなこ(砂糖をまぶしたもの)
蜂の子、かいこ(長野出身だからね(笑))
大阪では見たことないな。
私が知ってたひなあられは、
ポン菓子のようなもの。
大阪は真ん丸のあられ。
お雑煮は、
実家はしょうゆベースの角餅。
今は白みその丸餅。
初めのころは慣れなかった。
しょうゆベースのものが食べたいと思った。
でも慣れとは恐ろしい。
今は白みその方が家庭の味だ。
やはり。
育った環境がその人の常識になっていく。
恋人でも夫婦でも違った常識を持った人間同士なのだからそりゃーさー、
色々起こるわな(笑)
ここまで書いてきて思った。
今、宗教二世の問題が起こっているが、
子供にとっては家族が全てなのだから影響は受けるわ。
個人の思想や献金は自由なのだろうけど、
子供に影響を与えてはあかんと思う。
そんなこと出来るんか? と思うかもしれんけど、
私の家はお金がなく借金に追われて夜逃げ夜逃げの連続だった。
でも私自身、そのことを知ったのは成人してからだ。
それが分かってきて過去を思い出すと全てつじつまがあう(笑)
親は親で子供達には苦労が伝わらないように心掛けていたのだなと思う。
まあ貧乏さは子供心に感じていたけどね(笑)
もやしのことを書こうと思ったらこんなブログになった(笑)
走る方は筋肉痛がまだ残っていて、
ウォーク&ジョグで4.5km。
今日はここまで(笑)
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