怒ったり怒鳴ったりする人がいる。
怒ったり怒鳴ったりしても決していい結果にはならんと思う。
その場限りの満足感は得られるのかもしれんけど。
怒ったり怒鳴ったりしている人を前にするとかえって冷静になる。
私は結構温厚だと思う。
カッとすることもあるけどすぐに冷静にはなると思う。
人に対して怒鳴ったり怒ったりはあまりしない。
1度怒鳴ったことがある(笑)
あの時は大きな声でということではなかったけど怒りで声は震えていたと思う。
周りの方がこちらを見たから。
それは娘が2歳か3歳の時、
休日に熱を出して休日診療のある病院へ行った。
大きな病院だった。
普通に診察をしてもらって薬をもらった。
妻が薬を受け取り車で家に帰った。
家に帰り子供に薬を飲ませてくれと言われて袋から薬を出した。
妙な違和感を覚えた。
小さな子供なのでカプセルではなく粉状なのだが。。
私は妻に聞いた。
これさー、量が多くない?
妻はぱっと手に取った。
そして二人で薬の説明書を確認する。
1回の容量を見る。
どう見ても多いだろう。
妻が測りをもってきて分かった。
5日分の薬がでていたのだけど、
1袋(1回分)に5日分の量が入っていたのだ。
つまり1日3回5日分なので1回分が15倍の量になっていた。
ありえん。
電話するという妻を制止して娘を母に預けて妻と病院へ向かった。
病院の薬を渡ししてくれる窓口がその当時は病院の待合室の中にあった。
私は窓口に行き「責任者を呼んでくれ」と言った。
どういうご用件でしょ?
若い女性薬剤師が答えた。
私は薬を取り出しこれ1回の量を計ってみてくれと言った。
そこに上司らしい男の薬剤師も加わって、
測る時にごまかそうとしたのがすぐ分かった。
私は怒鳴った。
「これを3歳の娘に飲ませようとしたんだ! どういうことか分かるか!」
「薬を調剤する時は必ず二人でチェックしながらするんじゃないのか? 見てたら一人でやってたじゃないか!」
(私の妻は薬剤師である。病院に来るまでの間妻からそのことを聞いていた。ちなみに妻は私の後ろに居た)
「3歳の子に15倍の薬を飲ませ続けたらどうなるんだ!」
「うちは気が付けたから良かったけど、そうじゃなかったらとんでもない事故になるだろう!」
待合室で待っている人達が私を眺める。
おそらく内容は分かってないだろう。
ただただ頭を下げる薬剤師二人、怒鳴る私、後ろで震えている妻。
「とにかく責任者を呼んできてくれ」
責任者が平身低頭でやってきた。
「話は聞いたのですか?」
はい。大変申し訳ございません。
「申し訳ないで済むことではないけど、今からチェック体制をちゃんとして今後一切間違えを起こさないように指導してください。もう2度とこの病院には来ません」
そう言って妻と帰宅した。
今考えても恐ろしいことだったと思う。
よく気づけたと思う。
怒ったと言う話だったっけ?
違う(笑)
怒ってもいいことないのになという話だった。
客商売をしていて思う。
ここ数年怒る人が増えていると。
飲食店や歩きながら電話をして怒っている人。
怒ったり怒鳴ったりしてもいいことは起きないのになと思う。
でも怒るべき時もあるなとは思う。
イライラすること、
腹がたつことあるけどね。
怒らずに暮らせたらいいのにな。
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今月の走行距離:25.35km
明日はスピード練習するよ(笑)