もともと今回はタイムは度返しでエントリーした。
ハマーさんと六甲からの夜景を見て愛を語りながら走る予定だった。
私は5月の比叡山国際トレイル50kmにエントリーしている。
経験値が少なく鈍足の私にとっては関門アウトを潜り抜けてゴールにたどり着くのが目標だ。
非常に厳しいコースだということは調べたうえでエントリーした。
ゴールできたとして日は暮れるだろう。
ヘッドライトをつけて夜の山を走るという経験がない。
上高地の麓で生まれた私は夜の山も知ってるし、
毎年キャンプに行くのでその時にはヘッドライトをつけて山に入ることもある。
ただトレイルランとして本格的にとなると未経験。
ならばということでナイトスピードへエントリーした。
レース当日、朝5時に起きた。
走る気はなくても洗濯やらなんやらやることがある。
それから仕事へ。
10時前、ハマーさんからＤＮＳの知らせが入る。
体調が良くないとのこと。
雨予報だし走らないのは正しいことだ。
私はそのことを予想していたので走ることに躊躇はなかった。
仕事は忙しかった。
それでも18時になり、
職場で服を着替えて早退して電車で須磨浦公園へ向かった。
雨が降っている。
今日は一人で走ろうと決めていた。
（あんなことになるなんて(笑)）
暗闇の中、自然と向き合って、自分と向き合って、ご安全にたんたんと走ろう。
不安はあまりなかった。
わくわくしていた。
20時頃須磨浦公園へ到着した。
受付でシールをもらい、
100円出してチーズバーガーを頂いた。
水分は麦茶1.3Ｌ。
行くか！
まさかの14時間にも及ぶナイトスピードがスタートした(笑)
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