水曜日の9時30分に1回目のワクチン接種して、2日目の今日も休足。
雨やったし(笑)
摂取から51時間たった今の状態は左の腕を触ると痛い。
他はもう回復かな。
今朝はまだだるさがあったし腕ももう少し痛かった。
やはり摂取後2日間くらいは休足し他方がいいかも。
明日から走る予定。
雨次第ですが(笑)
かもがわマイルから6日。
筋肉痛も痛いところもない。
ただし痛いところに関しては走ってみないと分からないけど。
明日か明後日にスピ練したいと思ってるけどまだ早いかな？
まあいけそうだったら行こう。
かもがわ100マイル回走録③60km～。。
日は暮れて夜になった。
61km～65km
8.16 8.12 8.50 8.37 9.07
夜8時を過ぎた。
眠くなってきた。
もうかれこれ8時間は走っている。
疲れたな。
ヘッドライトを点けてるとすれ違っても相手の顔が分からない。
「ファイト！」「ナイスラン！」
とにかく声を掛ける。
あるランナーとすれ違った時、
声を掛けられた。
声で分かった。
ハマーさん！
仕事が終わって駆け付けてくれた。
朝からじぇーてぃーさん、やべっち、し～やんと続きハマーさん。
涙ちょちょぎれるやん。
眠気もふっとび完走に向けて懸命に足を動かした。
66km～80km
10.59 10.19 10.57 8.29 10.01
10.50 9.05 9.15 10.11 11.03
12.09 10.51 10.18 11.24 11.59
眠い。
眠いと走れなくなる。
初めて経験した。
夜中に走ることは申込む時に分かっていた。
そしてそれも含めていけるだろうと思っていた。
ナイトスピードで参加した。
土曜日4時に起きて、
1日仕事をして夜8時に須磨浦公園をスタートしてヘッドライトの明かりを頼りに走った。
真っ暗な山の中。
自分と向き合う時間。
すごくすごく楽しかった。
道もロストしたりしたけど眠くなることもなく走っていた。
ずっと雨が降っており寒いというのもあった。
私は寒くなかった。
道中でご一緒した方が低体温症になるんじゃないだろうかと思い、
そこからは歩いたり休んだりして進んだ。
結局翌朝9時くらいまで歩いた。
前日4時起きで30時間くらい活動し続けたということになる。
この時も眠くなったがほんの少しの時間だった。
その時のことがあり夜走ることに関して不安は少なかった。
ところがだ。
眠い。走れない。
歩きながら夢を見たりする。
思った。
キャノンボールは山だったから眠くならなかったのだ。
眠くなれば大けがや死に直結する。
あの時も眠くなったのはロードを走ってる時だったと思い出した。
鴨川河川敷。
単調だ。
そこをぐるぐるしてる。
なんだかふらふらだ。
つきあわせてしまっているハマーさんに申し訳ない。
それでもまだ完走はあきらめてなかった。
まだまだ足は元気だ。
痛いところもない。
こけて擦りむいたところはあるけどまだまだ走れる。
眠気がとれてまた8分台～9分台で走れれば完走を狙えるはずだ。
81km～95km
11.50 12.51 18.58 9.54 12.17
13.09 13.51 20.42 9.57 9.06
9.26 10.40 10.31 12.15 12.12
日はとっくに変わり眠気がマックスになる。
全く走れない。
このままでは完走出来ない。
やめるか。
ハマーさんが車で来ているからこのまま100kmまで頑張って送ってくよと提案してくれた。
いいな～と思った。
そうしたいな～と思った。
ここでハマーさんに提案した。
コンビニに行きたい。
モンスターとか買って飲んで眠気が覚めればまた走れるかもしれない。
完走出来るか最後のチャンスになる。
83km地点の18.58がそれだ。
道を外れてコンビニに行き、
モンスターを飲んでブラックサンダーを食べた。
食べながら、
あ～お腹空いてたんだな～と思った。
コースに復帰して1kmだけ走れた。
でもそこでおしまい。
眠い。眠い。眠い。
エイドに到着。
眠くて走れないとエイドの方に話したら、
コーヒーを作ってくれると言った。
椅子に座りコーヒーが出来上がるのを待つ。
もう一人ランナーの方が来て3人で話をする。
このラップが20分をこえている。
コーヒーで眠気が覚めた。
もう完走は無理だけど走れるようになった。
とにかく100kmまでは行こう。
それも長くは続かなかった。。
駄目だ。
歩きながら夢を見る。
夢か幻想か？
歩きながら寝ている。
スタート地点に戻った。
約92km。
ハマーさんここでお別れでいいよ。
私はもう少し頑張るから。
ハマーさんはここから南下してまたここまで一緒に来ると言ってくれる。
泣けるよね。
泣けるよね。
もう走れないのに。
歩いているのに付き合ってくれる。
96km～109km
12.47 12.07 10.54 16.13 30.42
13.10 13.10 12.25 11.59 12.26
11.11 10.16 10.40 13.17
98km。
スタート地点に戻ってきた。
ハマーさんは何度も車で送ってくれると提案してくれた。
そして何度かそれに甘えようと思った。
結局まだ走ることを選んだ。
それはね。
走っていてもブログを読んでますよと声を掛けてくれた方がいた。
こんなマイナーな大会参加なのに気にかけて応援に来てくれた仲間が沢山いた。
LINEグループやツイッターやブログで応援してくれていた方がいっぱいいた。
本当に嬉しいことだし感謝の気持ちでいっぱいだ。
故障をしたわけでもないのだからいけるとこまで行こ。
そう思った。
そして最後の最後の賭けをした。
10分眠ろう。
眠気が覚めればまた走れるはずだ。
足は元気なんだから。
（本当はもうがたがたなんだけどね）
スタート地点で体操座りして10分寝た。
途中3～4回目が覚めた。
立ち上がり走り始めた。
駄目だ。
眠い。歩く。
ベンチを見つけた。
ベンチに座りもう10分寝た。
4～5回途中で目が覚めた。
立ち上がる。
走り始めた。
あ。。。右の鼠径部が痛い。
ずっと痛めていたところ。
身体がガチガチになった。
足が上がらなくなった。
これは走れない。
これからあと8時間、
痛みのある足で粘って走るか？
あと1時間もすれば電車が動くしスタート地点まで戻ったらリタイアするか？
答えは考えるまでもないだろう。
時計を見る。
もうすぐ4時。
北側のエイドまで行って帰ってこよう。
夜が明けてきた。
あ～。私はリタイアする。
情けないな。
あんなにみんな応援してくれたのに不甲斐ないな。
自分自身に対する失望感でいっぱいだった。
私がリタイアを告げた時、
100マイルを走っている方はその時点で12人だと言っていたような気がする。
私はそれ以外の人になった。
臭い身体を拭きながら全身傷だらけなのが分かった。
擦れたところ、こけて擦りむいたところ。
そんなのはちっとも痛くない。
痛いのは走るのをやめてしまった自分の心だよね。
ちゃんと走れないともうみんな応援してくれなくなっちゃうね。
休んでまた練習しよう。
また楽しく走れるように頑張ろう。
レースを完走された方が教えてくれた。
100マイルの出走者は18名。
内完走者は8名。
完走率44％。
男性の36％に対して女性は75％。
今、猛烈に悔しい！
くそ～！ ちくしょ～！
もう1回つづきます。
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